特別養護老人ホームとは、身体上または精神上著しい障害により、常に介護が必要な状態で、居宅において適切な介護を受けることが困難な方が入所する施設です。入所する利用者様(要介護者)に対して、施設介護サービス計画に基づいて入浴・排泄・食事等の介護、日常生活上の世話、機能訓練、健康管理、及び療養上の世話を行います。
利用できる方は、要介護3~5の認定を受けた方が対象となります。要介護1~2の方は、特例入所となり、介護保険の保険者である市町村に対して意見を求め、特例入所対象者に該当するか否かを判断することになります。要支援1~2の認定を受けている方は利用することができません。
職員は「医師」、「生活相談員」、「看護職員または介護職員」、「管理栄養士」、「機能訓練指導員」、「ケアマネージャー(介護支援専門員)」などが配置されます。
ショートステイとは、利用者様(要介護者)の家族様(介護者)に代わって利用者様を一時的に介護する必要がある場合に、利用者様の短期間の入所を受け入れ、入浴、排せつ、食事等の介護その他の日常生活上の世話及び機能訓練を提供するサービスです。利用者様が可能な限り自宅で自立した日常生活を送ることができるよう、自宅にこもりきりの利用者様の孤立感の解消や心身機能の維持回復だけでなく、家族様の介護の負担軽減なども目的として実施します。
利用できる方は、要支援1~2、要介護1~5の認定を受けた方が対象となります。その他、利用者様の心身の状況や病状が悪い場合や、家族様の病気・冠婚葬祭・旅行の時、家族様の身体的・精神的負担の軽減なども条件になります。
ショートステイの連続利用日数の上限は30日です。
デイサービスは、サービス提供内容、目的はショートステイとほぼ同じですが、サービス提供時間に違いがあります。デイサービスは、お昼の時間帯に利用できる日中日帰りのサービスとなります。利用者様(要介護者)は送迎用リフトバスなどを用いて、特別養護老人ホームに併設されたデイサービスセンターへ来所することになります。
利用できる方は、要支援1~2、要介護1~5の認定を受けた方が対象となります。
当施設のお風呂は、那須塩原の温泉を使用しており、利用者様に大変好評を頂いております。
居宅介護支援(ケアマネジメント)は、利用者様(要介護者)が可能な限り自宅で自立した日常生活を送ることができるよう、ケアマネジャーが、利用者様の心身の状況や置かれている環境に応じた介護サービスを利用するためのケアプランを作成し、そのプランに基づいて適切なサービスが提供されるよう、事業者や関係機関との連絡・調整を行います。
居宅介護支援は、特定のサービスや事業者に偏ることがないよう、公正中立に行うこととされています。
ケアプランは以下の流れで作成されます。
※要支援の方のプランは地域包括支援センターが作成します。
※ケアプランの作成にあたって、利用者負担はありません。